●生井神(いくいのかみ)…生命力のある井戸水の神、
●福井神(さくいのかみ)…幸福と繁栄の井戸水の神、
●綱長井神(つながいのかみ)…深く清らかな井戸水の神
●波比祇神(はひきのかみ)…竃神(屋敷神・庭の神)
●阿須波神(あすはのかみ)…竃神(足場・足下の神・旅の神)の総称である坐摩神(いかすりのかみ)の中の一柱で、摂津国一宮・坐摩(いかすり)神社が著名です。
阿須波神の信仰は、防人の制度(600~800)の頃、関東から九州の防衛に出征する防人等が旅の安全と留守宅の無事を祈った神として有名であります。
万葉集の中の一首「庭中の 阿須波の神に小柴さし 吾(われ)は斎(いわ)はむ 帰り来る迄」とあるほど有名です。